よい業者の選び方

「やってよかった」につなげる業者選び

大事なわが家の一部を託すわけだから、いい加減な業者には任せられない――。 その思いを叶える、良質な業者選びの基本項目をご紹介します。

自社施工をしている業者

エクステリアに限らず、建築業界では

営業/設計担当の会社 → 施工担当(職人)へ発注

という下請けの慣例があります。完全に分業することでそれぞれの業務に専念できるというメリットがありますが、デメリットのほうが際立ってしまうのが実状です。

デメリット1 下請け業者に発注する分、中間マージンがかかる → 費用に上乗せされる デメリット2 打ち合わせをした担当者と別のスタッフが施工にあたる → イメージと完成形のずれが起こりやすい

下請け業者への発注は費用面でも、クオリティ面でも不満足な結果につながりやすいため、

下請け業者を利用せず自社ですべて請け負っている業者をおすすめします。

プラスアルファの仕事にこだわる業者

「これを入れてほしい」「あれをつけたい」というリクエストをそのまま聞き入れてしまう業者は、感動するようなエクステリアや庭をつくってはくれません。いろいろな希望を聞いたうえで、取捨選択と調整をしてベストな提案にまとめ上げるのがプロの業者です。

言われた通りの仕事しかない、単なる御用聞きに頼んだ場合、どこかで見たことのあるような庭やちぐはぐなエクステリアとして完成してしまう不安がつきまといます。

提案・見積もりまでは無料で受けてくれるところがほとんどなので、

イメージや要望を聞いてプラスアルファの提案をしてくれる業者に 決めることをおすすめします。

実力のある業者

エクステリア・ガーデニングの満足度を決めるのは、大手企業でも、有名メーカーのアイテムでも、激安価格でもありません。

あなたの要望やイメージをくみ取り、 最適な形で完成させてくれる「能力」です。

聞いたことのある企業名や破格の安さに惑わされず、自分の思っている以上の庭にしてくれるかどうか?を判断基準にしてください。その業者のクオリティや職人魂は、それまでの実績や事例、打ち合わせ時に見せてくれる資料などから感じ取ることができるでしょう。